車をカスタムしすぎていると車検に通らないのではないかと不安。どれぐらいの改造やカスタムであれば車検を依頼できるんだろう?
車をカスタムしても、保安基準をクリアしている指定部品を使用していれば、車検は問題なく通ります。逆に、この基準をクリアしていないと、車検は通りません。指定部品には、以下のようなものがあります。
- パイプ
- マフラーカッター
- 車内に使用する空気清浄機やオーディオ機器などの音響機器類
- 無線機
- 走行装備に使用するタイヤやホイール
- 操作装置に使用するステアリング・ホイール
- 変速レバー
- シフトノブ
- 衝装置に使用するコイルスプリング
- ショックアブソーバー
- ストラット
- ストラットタワーバー など
逆に、車検が通らなくなるのは以下のような場合です。
- 下記の指定を超えての車サイズの変更
全長:±3㎝以内
全幅:±2㎝以内
全高:±4㎝以内
最低地上高:9㎝以内
車重:100㎏以下
- フロントガラスのフィルムやステッカー
- 車幅をはみだしたタイヤやホイール
- 既定サイズを超えるエアロパーツ
- 白・黄以外のヘッドライト
つまり、車には「カスタムしていい部分」と「カスタムしてはいけない部分」があるので、その基準を熟知した上で車をカスタムしなくてはいけません。また、陸運局の「構造変更申請」というものを提出すれば、改造しても車検が通る可能性が高まります。
カスタムにはこういった知識も必要なので、車のカスタムに興味がおありの場合は、プロのカスタム専門業者に任せる方が安心だと思います。