本日もマークX専門店 ガレージサクセス 高槻店からシンちゃんがお送りいたします。
※シンちゃんブログを見る際は明るい部屋で、画面から離れてみてください。
はいシンです。
本日は少し短めになります!!!
まずはニュースから!!!
自転車事故急増中!! 自転車も「車両」の自覚を持って
自転車って便利ですよね。通勤、通学には必須なものだし、子どもからお年寄りまで誰もが乗ることのできる移動手段。
しかしその手軽さが大きな事故などを起こしている。自転車は道路交通法で「車両」と規定されており、ルールを守る必要がある。
しかし実際はかなりの危険な運転も多い。2018年9月にはなんと自転車の酒酔い運転(しかも基準値の6倍)で逮捕者が出るなど危機感の欠如も大きい。
弱者保護で罰せられるのはクルマ側。そんなの許せない!! ということでベストカーが危険な自転車運転の実情に迫ります。
文:ベストカー編集部/写真:AdobeStock
ベストカー2018年9月26日号
本当はこのページ、歩道で、はたまた車道で縦横無尽に走り回っている暴走自転車に読んでいただきたい。
だが、現実的には暴走自転車運転手は、ベストカーなどは読んでいないだろうから伝わるまい。
ベストカー読者はクルマ好きの皆さんなので、当然、交通ルールは熟知しているし、クルマの運転をする人も多いだろうから、暴走自転車の危険な走りに辟易としているはず。
自身が自転車を運転する際には、人のふり見て我がふり直せではないが、そんな危険な暴走自転車になっているとは思えないし、そんな人はいないと信じている。
暴走自転車……にかぎらず交通ルールを無視した自転車の多くは自動車の運転免許を持たない中高生だったり、運転免許自体は持っていてもあまりクルマの運転をしない主婦層であったりするケースが多い(本誌担当者目撃による)。
そう、自転車は道路交通法では「車両」として規定されているのだが、正直言って多くの人にとって自転車の運転が「車両」の運転として認識されているとは思えない。
幼稚園児の頃に補助輪付き自転車から第一歩をスタートして、小学校に上がるまでには補助輪が取れて颯爽と自転車デビュー!! って考えたら、《自転車=歩きの延長線》とすり込まれるのも当然だ。
自転車の練習は公園やら近所の広場が定番だけど、小さな子どもにとって、この便利で行動範囲を一気に広げてくれる乗りものが「車両の運転」って意識になるわけがない。
だから当たり前のように歩道を走るし、歩行者と同じように右側を走るのだ。
歩きの延長線だから雨が降れば傘をさすし、知り合いといっしょなら歩道でも車道でも横に広がっておしゃべりしながらユルユルと走る。
商店街に買い物にでも行こうものなら、突然止まって(要するに立ち止まっている)向きを変えたり、店先で自転車乗ったまま品定めしたりもする。
だって歩いているのと同じ感覚なのだから。なんなら一杯引っかけた会社帰り、駅から自宅まで自転車で……なんてことにも違和感を感じていない人もいる(これ、酒酔い運転で重大な交通違反!!)。
特に気を付けるべし「14の違反」
繰り返しになるけど、日常的にクルマやバイクを運転するような人であれば「自転車は道交法的に車両で、交通ルールを遵守しなければならない」とわかっているだろう。
これを運転免許を持たない小中高生や、クルマの運転をほとんどしない主婦層にきちんと認識してもらうのは、現在の行政のやり方では無理だと感じている。
学校で自転車指導をもっともっと徹底していただきたいし、例えばママさん自転車を買いに来た人には、一定の講習を受けた後でなければ購入できないようにするなど、ちょっと厳しすぎるくらいでちょうどいいのではなかろうか。
2015年6月の道交法改正で、特に悪質とされる以下の14の違反行為について取り締まりを強化し、3年以内に2回以上取り締まりを受けた場合(赤切符を交付される)、自転車運転者講習を受けなければならない。
【自転車講習の対象となる14の違反行為】
・信号無視
・通行禁止違反
・遮断踏切への立ち入り
・指定場所一時不停止など
・歩道通行時の通行方法違反
・ブレーキ不良の自転車運転
・酒酔い運転
・歩行者用道路における車両の義務違反(徐行違反)
・通行区分違反
・路側帯通行時の歩行者の通行妨害
・交差点での安全進行義務の違反など
・交差点での優先車妨害など
・環状交差点での安全進行義務違反
・安全運転義務違反
ちなみに講習は3時間でかかる費用は6000円が標準額。この受講は「命令」で、無視した場合は5万円以下の罰金となる。14歳以上が対象となっている。
この違反行為に対する取り締まりは年間1万5000件程度となっているが、2016年6月~2017年5月の1年間に講習受講対象となったのはわずか24人に過ぎない。
善意に解釈すれば1度取り締まりを受けたことで自転車の安全運転意識が高まり、2度目の検挙を受けることがなかった人が大多数だった、と見ることもできる。
一方で自転車に対する取り締まりの頻度が少なく、同じ人が2度検挙される確率がとても低い、と見るのが現実的。この24件はよほど目に余る危険行為だったのだろう。
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